雑草対策・落ち葉対策施工
できるかぎり綺麗に保ち、ご家族・ご親戚・ご友人の方々に気持ちよくお墓参りして頂けるように管理することも大切な供養の一貫です。
当店では、墓地の様々な立地環境に応じた対策方法を御提案させて頂きます。
そのような点も踏まえ、ここでは当店での二つの効果的な御提案を双方の「メリット」と「デメリット」とともに御紹介させて頂きます。
メリット | デメリット |
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単価的に安くできる。 | 隙間やピンを打った繋ぎ目より雑草が生えてくる。 |
シートの上に堆積した土などから雑草が生えてくる。 | |
施工が簡単なので、ご自身でも可能。 | 耐用年数が比較的短いものが多い。 |
隙間・繋ぎ目に砂利が入り込む。(雑草が生えてくる) |
一番よくある対策が「防草シート」を敷くことによる雑草対策です。分厚いものから、遮光性の高いものと各メーカー様より様々なものがあります。施工も簡単です。少し土を鋤取り、均してシートを敷き、その上に仕上げの砂利等を敷けばシートも目立たず、綺麗に施工できます。また単価的にも安くできることが最大のメリットとなります。しかし、強い雑草は繋ぎ目やピンを打った穴、またシートの上に堆積した土などからも生えてきます。また、お墓参りの際にシートとシートの繋ぎ目に仕上げの砂利が入り込み捲れ上がらせてしまい、その隙間より雑草が出てくるといったこともしばしばあります。また、耐用年数を考えて、シートを二重にしたり、水捌けのよくない分厚いシートですと水が抜けにくく、堆積した土にかえって雑草が生えやすい環境をつくってしまう可能性もありますので、ご注意下さい。
「防草シート」はデメリットも多く感じられますが、墓地面積が大きくなく、また何年かに一度シートと仕上げ砂利を交換されるのであれば問題なくご使用できると思います。
メリット | デメリット |
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シートのような繋ぎ目がなく、断然雑草が生えにくい。 | 単価がシートより高い |
半永久的に使用可能。 | 透水性(水捌け)が悪いものもある。 |
当店では、15年程前より「防草土」による雑草対策を行ってきました。現在では一番人気の雑草対策です。
防草シートより防草効果が断然に高く、地下地盤の変化等による「割れ」がない限り、ほとんど雑草が生えてきません。
また持続性も強く、半永久的に持ちます。また「防草土」も「防草シート」同様に現在、各メーカー様より様々なものがありますが、当店では、淡路島より取り寄せる一番水捌けの良い製品(※当店調べ)を使用しています。私達のいる和歌山県の紀南地方では雨も多く、豪雨も珍しくありません。その際に、水捌けのよくないものですと、仕上げの砂利も浮いてしまい、墓地より流れ出てしまいます。
また水捌けの悪いような地盤や、広い墓地になりますと、あらかじめ墓地内に「水抜き」もつけさせて頂いております。
単価に関してですが、もちろん墓地の広さ等にもよりますが、狭いところですと¥27,200(税込)~とさせて頂いております。
シートよりは単価的に高いですが、半永久的に持つことを考えますとこちらをオススメしております。
木々に覆われた山間部の墓地や、墓地の近くに大きな落葉樹が生えており風向きによりどうしても落ち葉が落ちてきます。
掃除をする際には、手で一枚づつとったり、お掃除用のほうきなどで掃くのですが、どうしても砂利も一緒にかき出してしまったりします。そのような方にオススメなのが、この施工方法です。特殊な透水性のボンドを砂利と一緒に練り込み、防草土の上に施工します。砂利はボンドにより固まり、実際のお掃除の際には、表面をほうきで掃くことが可能となります。
また、墓地内にあがった際に足跡がついたり、砂利をかき出してしまうこともなく、墓地全体が綺麗に見栄えよく保つことができるのも良い点です。
最近では、当店でもイチ押しの施工方法で、砂利の種類も30種類と多く、カラーバリエーションもあることからデザイン墓石を建立させれる方より「墓地にマッチした色の砂利にしたい」と選ばれる方もいます。
現在お持ちのお墓も仕上げ砂利の色や大きさを変えることでまた明るい雰囲気になり、掃除もしやすくなることでより気持ちのよいお墓参りができるかと思います。